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マーケティングとブランドの話

外資系コミュニケーション会社でのブランド構築の実践・知識からマーケティングとブランド構築に関する豆知識を紹介。

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コーポレイト・ブランディング ビジョン&ミッションについて

松下幸之助氏の時代より、企業理念の重要性は認識されていると思いますが、昨今の企業の不祥事や、若年層の離職率の増加、はたまた、若年層がより真剣に就職先を選んでいるという実態からしても、企業理念やその理念がどれほど実際の業務や企業内文化として、活きたものになっているか、は企業にとって重要課題になっているような気がしています。

特に私はPR出身なので、企業理念の重要さをよく理解しているつもりです。PRの活動の中で、企業理念が重要なのは、各ステークホルダー特に株主への説明責任などもありますが、やはり、危機管理のときではないでしょうか。何か、事故が起こったとき、企業理念がしっかりしていれば、それが行動規範となり、スムーズにしかもスピーディーに行動が起こせるのだと思います。

その最たる事例はおそらく最近のPRの教科書であれば必ず取り上げられているリスク管理の事例である、米国のタイレノール事件だと思います。日本のグリコ森永事件のように、頭痛薬であるタイレノールに毒物が混入されとき、ジョンソン&ジョンソンの当時の社長はPR会社社長のバーソン氏に相談したといいます。その時、バーソン氏は、「店頭の棚から商品をすべて引き揚げましょう。そして、15段の新聞広告を打って、”ジョンソン&ジョンソンは消費者の方々のご健康を何より一番に考えるので、この事件が解決するまでタイレノール商品をすべて棚から引き上げます。”と伝達したといいます。その結果、事件解決後のタイレノールのマーケットシェアは非常に上昇したということです。何よりも、”消費者の健康が一番”という考え方の実践、リスク(負債)を負ってもその考え方を実践したことに消費者の方々が共感をおぼえ、結果、ジョンソン&ジョンソンのビジネスは成功したのだと思います。

企業理念やビジョン&ミッションは当然のことながら、「絵にかいたモチ」ではその役割を果たせません。実践されて初めて意味のあるものになります。昨今で有名な事例はやはり、リッツカールトンの事例でしょう。クレド(私たちの信条、というのが適訳かもしれません。)はきちんと実践され、数々の逸話・神話が生まれているようです。リッツカールトンの素晴らしいところは、企業理念やクレドが浸透しているだけでなく、各社員一人一人にその実践の方法がゆだねられている点だと思います。これは、「デリゲーション」といわれますが、「一任される。任される。」ということで、管理体制の強すぎる企業には難しいことかもしれません。

クレドさえ理解してくれていれば、あとは社員の一任でその実行がなされる、というのは、社員のクリエイティビティーの発揮の場ともなりますし、素晴らしいことだと思います。

イエローイーグルではこの度、会社のビジョン&ミッションを再構築し、また、全社員に浸透させる研修プログラムを開発しました。研修プログラムを開発してくださったのは、リードコミュニケーションの千代鶴さんと世界的なコーチ、アンソニー・ロビンス氏の日本での第一人者のクリス岡崎さんです。経営陣からの一方的な通達でない、社員個人個人の価値観や仕事の動機を結びつけた画期的な双方向型ビジョン開発浸透プログラムです。少しでも元気な企業、やりがいのある仕事に従事する社員の方々を増やせたら、という思いから開発いたしました。

ご興味のある方々は是非、ご連絡くださいませ。

イエローイーグル
服部 幸栄
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  1. 2007/06/13(水) 18:16:01|
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