マーケティングとブランドの話

外資系コミュニケーション会社でのブランド構築の実践・知識からマーケティングとブランド構築に関する豆知識を紹介。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

マーケティングとは? マーケティングの種類

ブランドの種類はその属性に帰結するものですが、では、マーケティングは?その方法論に帰結するものです。

古典的なのは、マス・マーケティング(mass marketing)とダイレクト・マーケティング(One-to-one Marketing)。テレ・マーケティング(tele-marketing)もダイレクト・マーケティングの種類のひとつですね。

最近、話題華やかしいのは、ヴァイラル(viral)・マーケティング、所謂、口コミマーケティングです。口コミに勝る信頼感・説得力のある媒体はないですからね。

それから、ゲリラ(guerilla)・マーケティング、シーン(scene)・マーケティング、体験的(experiential)・マーケティング、ダイフュージング(diffusing)・マーケティングなどなど。。。

あ、すみません。この中で、「方法論」でないのが、ゲリラ・マーケティングです。ゲリラ・マーケティングとは、最低限の投資で最高の効果をもたらす全く新しいマーケティング手法全般を指すものなので、具体的な手法ではないのです。

さてさて、それぞれの手法について、ですが、マス・マーケティングとは、言わずと知れた、TVCMや雑誌広告など多くの方々(=マス)に接触するメディアを使用したマーケティング。それに対し、ダイレクト・マーケティング(One-to-one marketing)は、対一個人を意識して行なわれるマーケティングの手法です。その媒体はダイレクト・メール、電話、ファックスなどです。

ヴァイラル・マーケティング(口コミ)は、話題性を作って発信したり、ターゲット(見込み客)が憧れ、影響を受ける推奨者(テスティファイヤー)を立てて情報を発信したり、などの方法論があるかと思います。

ダイフュージング(diffusing)マーケティングもヴァイラルに非常に近いもので、ダイフュージングとは「拡散」の意味で、ヴァイラルは文字通りウィルス(virus)のように伝染する、ということなので。

同じ口コミのようでありながら、ダイフュージングのほうには、例えば、アンバセダー(ambassador)・プログラムのようなものがあります。所謂、「使節」というか、「身近な広告塔」のようなものかもしれません。ピア・リーダー(友達たちの中でのオピニオン・リーダー)の方たちをキャスティングし、商品を推奨していただく、というものです。

シーン(scene)・マーケティングというのは、嗜好品商品に適切な手法ですが、例えば、あるカジュアルなファッション・ブランドが、「サーフィン」というシーン(scene)と繋がることによって、サーフィンを趣味とする方々を取り込む、というような手法です。お酒や煙草などの嗜好品商品がクラシックやジャズなどの音楽のシーン(scene)と繋がって、クラシックやジャズを志向する方々を取り込む、というような手法です。そこで、思うのは、よく日本の大手企業がイベントなどを主催・協賛なさっていますが、ブランディング的思考から申し上げると、ただやみくもなジャンルのイベントやコンサートを主催・協賛するのではなく、その企業ブランドの構築に貢献するようなジャンルのものをお選びになったほうがブランディング的には効率的だと思われることが多々あります。せっかく、投資をするのですから、せめてイメージの構築、企業ブランディングに貢献するジャンルのものにされたほうが、生きた投資になるのだと思います。

それから、体験的(experiential)マーケティングですが、これは、お客様をイベントや店頭など、ある世界観の下でそのブランドを体験させてしまうことにあります。スターバックスなどは、小売店業でもあり、大々的な広告キャンペーンを打っていませんが、スターバックスのお店に入るだけで、その世界観を体験・経験できるのだと思います。非常に明確なブランドの世界観・体験があるためにファンが多いのではないでしょうか。先日、ビジネス番組で、フェンディの一夜限りの大規模イベントについて取材していました。国立競技場の中にフェンディのブースをたて、一夜だけフェンディのパーティー。これは、強力なブランド体験となり、見込み客達の記憶に刻まれるのだと思います。

などなど。

業種、業界、見込み客の状況、などなど、多くの因数によって、マーケティングの手法は選ばれるべきですし、また、ゲリラ・マーケティングの様に、今までとない全く新しい手法も考慮しながら、投資効率に対して最大の効果を得られる方法論をトライし、成果をあげられていくことが良いかと思います。




スポンサーサイト
  1. 2006/12/27(水) 01:21:44|
  2. マーケティングとブランド

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。